FIRE達成後の戦略とは?

書評

前回、前々回のFIREの続きの記事となっております。

FIREに関するマインドや資産形成の法則、資産の取り崩し方、

暴落の対処法などについて述べてきました。

この記事では、FIREの達成後の戦略について触れていきたいと思います。

バケツ・アンド・バックアップ

前回の記事で述べている配当金や利子による利回りシールド、

下落局面を耐え凌ぐ現金シールド、旅行による生活費節約などの

バックアッププランが存在し、組み合わせて生活する事ができます。

この方法以外のバックアッププランに、

サイドハッスル(副業)とパートタイムでの仕事が存在します。

今いる場所に留まって生活する上では、

サイドハッスル(副業)に取り組む事で、

生活基盤を作ることができます。

副業の中では、ブログ作成、動画作成、せどり、プログラミングなど、

場所を選ばず仕事に取り組むことができます。

株価の下落局面での利回りシールドや現金シールドだけでは心許ない場合は、

稼ぐ手段を確保して、株価の回復局面まで続けることで資産を取り崩さずに、

生活することができます。

パートタイムによる仕事を取り組むことで、

稼ぐスキルの維持や一定の収入を確保しつつ、

生活することもできます。

インフレ・保険への対応

インフレによるモノの価値が上がっていくと、資産を取り崩す金額が多くなると思われます。

しかしインフレと共に投資している銘柄も上昇する恩恵を受けれることや、

どうしてもモノの価値が上がりすぎていると感じるのであれば、インフレ率が低い国に

旅行して生活することで回避するができます。

保険に関してですが、万が一のときに備えるように保険をかけなくても、

バケツ・アンド・バックアップで積み上げてきた現金シールドや利回りシールド、

サイドハッスルなどで、対応することで保険をかけることなく、

資金を備える事ができると考えられます。

子育てにかかる費用とは?

子育てにかかる費用は高く、FIREするためには程遠い話と考えられるかもしれませんが、

FIRE達成された方の中には、子育てされている方もいます。

住居や保育、医療、食料、娯楽、教育などかかる費用を工夫すれば、

費用を抑え育てることができます。

一つの国で教育を受けること、留学することなど、子供の教育方法を思い浮かぶと思いますが、

ワールドスクーリングという教育方法も存在します。

ワールドスクリーングは、世界中を旅行しながら教育を受けるシステムです。

早期リタイアのデメリット

ここまでは、早期リタイアの方法や達成後の戦略について述べてきましたが、

デメリットも存在します。

一つ目は、お金が底をつくことです。

下落局面が続き、現金シールドや利回りシールド、インフレ率の低い国に旅行して生活費を

抑えるなどバックアッププランを充実させていたとしても、資金がなくなる恐怖が付き纏います。

下落局面では資産を取り崩しを行うことなく、サイドハッスルやパートタイムの仕事に

取り組むことで、お金を稼いで生活し回復局面まで辛抱する事が大事だと考えます。

二つ目は、コミュニティの喪失です。

今まで仕事で接してきた上司や同僚との社会的な集団とのつながりがなくなり、

家にこもって寂しく生活すると考えられます。

人と異なる道を選んで、家族や友人に激しく非難されることも考えられます。

最後まで自分の道を貫き通して、それでも分け隔てなく接してくれる人と付き合うこと

心がけて生活すればいいと思います。

三つ目は、アイデンティティの喪失です。

FIREを達成してお金を稼がなくても生活できるようになり、仕事をやめると、

自分自身の存在価値って何だろう?と思ってしまう恐れがあります。

実は、FIRE達成すると、今までやりたかった仕事に取り組める可能性でてきて、

選択肢として仕事を選べるようになります。

仕事を選んで、自分のやりがいのある仕事に取り組む事ができるようになることで、

理想のアイデンティティを確立することができます。

自由になるためにかかる費用

自由になるためにかかる費用は、いくらだと思いますか?

実は、100万ドル(約1億円)も必要ありません。

そして、完全なる経済的自立のFIREではなく、サイドFIREやパーシャルFIなどもあります。

サイドFIREによって、今までやりたかった仕事を取り組み稼ぎつつ生活することや、

パートタイムで働くことや、資格維持のために働くことなど、一部を収入で賄って生活することで、

完全なるFIREしなくても可能です。

FIREへの道とは?

ここまで、FIREについてマインドや方法、メリットやデメリットなど

様々なことを考える必要があると、皆様も感じたと思います。

FIREの概念そのものも存在していますが、この基準がFIREという明確なものがないため、

個人個人でFIREの基準が異なると思います。

なので、まずFIREのボーダーラインを設定して、FIRE後にどんなことをしたいか計画して、

実践することで、モチベーションを維持することができると思います。

継続は力なりという言葉があるように、続けていくことで成果が得られるので、

豊かな生活をできるように目指していこうと私自身も考えています。

 

ブログを読んでいただき、ありがとうございます!

この記事で書かれているFIREのメリットやデメリットあれば、

是非コメントして教えていただきたいです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました