簡単で無難な投資、インデックスファンドとは?

書評

初めて読んだ時に、「なんだこの本は?」と思いましたが、読み進めると納得しました。

私は、資産運用に取り掛かる前にこの本を読み、

すぐに資産運用に取り掛かるべきだと思い行動しました。

税制面でお得な制度があり、活用しない手はないと思いました。

お金の運用方法が、簡単で無難、負けにくい方法とは?

結論から言ってしまうと、

インデックスファンドに投資することです。

インデックスファンドとは、なんですか?と思う人が多いと思います。

ニュースで聞いた事があるかもしれないTOPIX(東証株価指数)や

ダウ平均株価(ダウ工業株30種平均株価指数)など

株価指数を目指す投資信託のことを言います。

経営が優秀な企業をまとめて詰め合わせたお弁当だと

イメージしてもらえるとわかりやすいかもしれません。

なぜ、インデックスファンドに投資することがいいのか?

いくつか利点があります。

 

  • 手数料が比較的に安いこと
  • 簡単であること
  • インデックスファンドそのものが負けにくく無難であること

この3つが挙げられます。

 

1つ目の手数料が比較的安いことは、資産運用する上では避けては通れません。

特定のファンドを購入し運用していくと、ファンドの価格が変動します。

ファンドが利益や損失が発生します。

変動した後ファンドを売却すると、

ファンドの売却価格の数%を運用会社に支払う必要があります。

この数%の手数料が大きいか小さいかによって、

資産運用での利益が大幅に変わってくるためファンド購入する前には、

必ず確認する必要があります。

 

2つ目の簡単であることです。

ファンドを購入して現在の価格がどのくらいであるか、

過去の価格は一体いくらだったのかを簡単に理解できるからです。

 

3つ目はインデックスファンドそのものが負けにくく無難であることです。

それぞれの企業の運用の中で平均的な運用成績を収めて、

手数料が安いので利益が出やすいファンドであるからです。

 

お金を運用する具体的な方法は、

  1. 家計の状況を把握する
  2. 資産分配(アセットアロケーション)を決める
  3. アセットクラスごとにベストな商品を選ぶ
  4. 商品を売買する金融機関を決める
  5. DC(確定拠出年金)やNISA(小額投資非課税制度)を最大限利用する
  6. モニタリングとメンテナンス

(出典:ほったらかし投資術)

この流れで進めることを、推奨しています。

家計の状況を把握すること

まず資産がどのくらいあり負債はいくらあるか洗い出します。

資産と負債の考え方は下記の記事で述べておりますでの、

気になる方は是非読んでいただけると幸いです。

洗い出した後、資産運用していく余剰資金がどれだけあってリスクを取れるか検討します。

「リスク」という言葉を聞くとあまり良くないイメージがあります。

ですがここでの「リスク」は、資産運用する余剰資金の総額が、

0.8倍から1.2倍の間を推移しますというパターン、

0.5倍から2倍の間を推移しますというパターンなど、

「振れ幅」を表していると認識していただくとわかりやすいと思います。

例えですが、

手堅く堅実に運用するなら0.8倍から1.2倍の間を推移する投資信託の銘柄を、

手元により多くのお金が入るように冒険するなら0.5倍から2倍の間を推移する投資信託の銘柄を

選定する。

資産運用している中で、どのくらいまでリスクを取ることができるか、

どのくらいまで資産が下落しても耐えられるか、

個人の心理的なタフさが問われるのであらかじめ運用方針を決めておく必要があります。

資産配分(アセットアロケーション)を決めること

資産の中身を「国内株式」「海外株式」「国内債権」「海外債権」「現金」の

大きく5つに分類して分けて投資することを決めます。

どの分類(ジャンル)にどのくらいの割合で投資するか定めておく時に、

この考え方が役立ちます。

「国内株式」のジャンルひとつのことを「アセットクラス」と言います。

『年齢的に若いのでリスクをとって、「海外株式」の割合を大きく運用しよう』とか

『老後の生活が迫ってきているので堅実に「国内債権」と「現金」の割合を大きくしよう』など、

個人個人のリスク許容度が変わってくるため、

考えて決める必要があります。

※上記の『』の中身は一例です。

アセットクラスごとにベストな商品を決めておくこと

ジャンルの中での優秀なものと優秀でないものがあるため、

選定する必要があります。

セールスマンがおすすめしているものがいいと考えて、購入するのではなく、

効率よくお金を増やすことを念頭にジャンルの中から探すことが望ましいと思います。

商品を売買する金融機関を決めること

金融機関を決めることは、

資産運用する金融機関の取引方法や取引手数料を決めることにつながります。

対面での売買を行うために窓口業務がある金融機関を選ぶのか、

スマートフォンやPCで売買するインターネットでの金融機関を選ぶのか、

運用成績に大きく影響を与えます。

金融機関を選択することは、資産運用を人に任せるか、

自分で運用するかという選択につながりますので、

注意する必要があります。

DC(確定拠出年金)やNISA(小額投資非課税制度)を最大限利用すること

前者については、私は調べる前に会社で加入することになっており利用していました。

後者のNISAについては後々調べ2種類選択できることがわかり、

現在つみたてNISAを活用しています。

脱線してしまいましたが、これらの制度は効率よく資産運用していくためのサポートしますという

政府公認の制度となっています。

税制面で有利に働く制度で、

通常運用して出た利益に対して20.315%の税金がかかりますが、

DCやNISA口座では非課税にすることができます。

20.315%の税金の運用利益が手に入るお得な制度なので、

活用しない手はないと思います。

モニタリングとメンテナンスを行うこと

組み合わせた運用資産全体を総称して「ポートフォリオ」と言います。

このポートフォリオをモニタリングして必要なタイミングでメンテナンスを行います。

ほとんど場合は、資産運用の方針を変更しない限り大きく変わらないので、

メンテナンスの必要はないかもしれません。

まとめ

  1. インデックスファンドに投資すること
  2. 上記の6つの流れで進めていくこと

この2つを守って、資産運用することが重要だと考えます。

 

おすすめは、ネット証券でNISAやidecoなど非課税制度をして、

優秀なインデックスファンドにコツコツ投資していくことだと思います。

私自身では、つみたてNISAの非課税制度を活用して

インデックスファンドに投資し資産運用しています。

 

ブログを読んでいただき、ありがとうございます!

インデックスファンドに投資するメリット・デメリット、お金を運用していく方法で質問等あれば、

是非コメントして教えていただきたいです!

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