FIREする方法は?具体的手段とは?

書評

こちらは、前回のFIRE最強の早期リタイア術の続編となっております。

前回は、お金に対するマインドや資産運用で必須となる複利に関することについて

述べてきましたが、今回は具体的な手段や方法についてまとめていきます。

持ち家はお金がかかる

老後資金、教育資金、住宅資金の三大出費のうち、

家賃の支払いやマイホーム購入は住宅資金の中に含まれます。

読者の皆さんは、賃貸派ですか?持ち家派ですか?

この問題は、正直個人の考えに依存してしまうと思いますが、投資の視点から見てみると、

持ち家は、あまりよくない投資だと考えられます。

持ち家派の方には申し上げ難いことではありますが、

住宅ローンが大きな問題として挙げられます。

住宅ローンを借りて、持ち家を手に入れ支払っていきますが、

その間に住宅の修繕費用などの維持費がかかってきます。

出費としてかかる費用が住宅ローンだけではない事を理解しておき、

持ち家の購入を検討していく事が望ましと思います。

もちろん、持ち家は家族で生活する上で居心地がいい事に重視して、

購入する事を検討することもあると思われます。

住宅ローンで借りたお金でマイホームを購入して

20〜30年後に支払い終えたマイホームに、

購入した時と同じ資産価値があるとは考え難いです。

大きな買い物であるため、どんな出費があるか検討し納得した上で、

購入する必要があると考えられます。

インデックスファンドに投資する

この内容に関しては、下記の記事を参照することをおすすめします。

株式市場全体に投資するインデックスファンドに投資することや、

対面型の銀行や証券会社での窓口で購入を控えること、

優秀な投資信託を選び運用手数料が少ない銘柄を選定すること、

小額から運用し始めて、資産運用に慣れていくこと、

が大事であると思います。

株式市場の暴落の乗り越え

株式市場の暴落と聞くと、どのようなことを思い浮かべますか?

リーマンショック、最近ではコロナショックがあると思います。

資産運用で決して避けては通れない市場の暴落があります。

その暴落をいかに乗り越えていくか?

資産運用では、リスクとリターンが存在しますが

暴落した時にどれだけ資産が減少するか考えるためのリスク(幅)を管理する必要があります。

リスクを調整するため株と債権の割合を調整します。

年齢や家族構成等ライフスタイルによって、株と債権の割合を変化させる必要があります。

いざ暴落を受けた時に資産が減少すると慌ててしまうと思われます。

今まで積み上げてきた資産が水の泡のように感じ、もう早く売って損したくないと感じます。

資産が減少した時に取る行動は「売る」ことではなく「買う」ことです。

減少した時に「売る」ことは、市場の回復局面で恩恵を受け取れないので、

市場が回復するまで踏ん張り「買う」ことが望ましいと思われます。

安く買って、高く売る、単純ですが資産運用の鉄則です。

4パーセントルールとは

「4パーセントルール」(退職プランと経済理論の研究 トリニティ大学論文引用)

上記の言葉を聞いた事はありますか?

初見では、4パーセントは何の割合なのか全然わかりませんでした。

これは、株式市場に投資した資産をどのくらいの割合で切り崩すかを表す数字で、

この4パーセント以内で資産を切り崩す資産で生活費をまかなうことができれば、

貯蓄を継続する可能性が95パーセントあると述べられています。

残りの5パーセントは、資産の底をうつ可能性がありますが、概ね資産が持続するので、

資産の4パーセントで一年間の生活費をまかなえるようになる

不労所得があれば、生活が楽になると思います。

リタイアする期間がどのくらいかを想定するグラフが存在します。

年収が多ければ、リタイアする期間が短くなると考えられますがそうではなく、

貯蓄率と投資リターンによってリタイアする期間が変わります。

貯蓄率は、年間生活費を年収(手取り)で割った時の値で、

投資リターンは、株式ポートフォリオのリターンの値により変化します。

貯蓄率が高い程、投資リターンが大きい程、

リタイアする期間が短くなります。

貯蓄率が60パーセントから70パーセントであれば、投資リターンの値に限らず、

リタイアする期間が10年程で到達します。

現金クッションと利回りシールド

4パーセントルールで資産を取り崩していくと貯蓄の継続する可能性が95パーセントあります。

ですが、残りの5パーセントの可能性も残っています。

リタイアしたタイミングが株式市場の暴落時であれば、減っていく資産を取り崩すことになり、

残り5パーセントの中に入ってしまうと思います。

回避できる方法として、

現金クッション、利回りシールド (FIRE最強の早期リタイア術引用)

上記の2つの手法を筆者が述べております。

一つ目の現金シールドは、

生活防衛資金としていつでも引き出せるようにしておくお金です。

暴落時にできる限り、現金シールドの中のお金で生活費をまかない、

運用している資産に手を加えないようにすれば、取り崩した資産が持続する可能性が高くなります。

二つ目の利回りシールドは、

配当金や分配金が出る投資信託・ETFや個別株を購入し、

不労所得を作り、資産を取り崩さないようにすることです。

王道とされているインデックスファンドに投資することも大事ですが、

暴落時に資産を減らさない工夫として、現金シールドと利回りシールドがあります。

節約のために旅行する

現在住んでいる場所で生活することと別の場所(海外)に行って生活することでは、

生活費が大きく変わり、生活し難いと思われます。

実は、そこまで生活費大きく変わらない事を筆者が述べております。

物価の安い国に住み生活することで同じ料理を食べても、

かかる費用を抑えることができることにつながり、

自炊できる宿泊サイトを利用して費用を抑えたり、

いろいろなサービスを活用して、節約することができます。

海外だと、言語の壁が大きく感じるかもしれませんが、

スマホの翻訳アプリなどを駆使して生活する事は可能だと思われます。

 

長くなりましたが、ブログを読んでいただきありがとうございます。

他にもFIREに近く手法がありますという方がいらっしゃれば、

是非コメントして教えて頂きたいです。

 

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