最速でお金から自由になれる?FIREってなんだろう?

書評

この本を読んで、考え方を大きく変えました!

それくらい、私の中で大きな衝撃がありました!

読み終わってもなお、本当に実現できればいいなとワクワクし続けており、

不思議な感覚を味わいました!

FIREって何の略なの?

FIREとは、

Financial Indipendente, Retire Early(経済的自立、早期退職)

「経済的自立を達成、早期退職し、お金と時間とより良い人生を豊かに生きるという考え方」

FIREムーブメントが欧米から日本に少しずつ浸透してきています。

ストレス社会に希望の持てる考え方であるため、広がり続けていると思います。

シンプルな教訓が多い反面、なかなか受け入れにくい考えもあります。

今まで生きてきた中で、そんな考えが思いつかない、理解できないと思い留まってしまうところを

少し挑戦して検討するだけでも、考え方に変化をもたらすかも知れません。

新しい考え方は、なかなか受け入れられないですが、柔軟な発想を受け入れるようになるだけで、

大きく変わることができる本を紹介したいと思います。

「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」

その中での具体的な教訓について深掘りしていきたいと思います。

「欠乏マインド」

人は、何かを食べずにはいられなくなる空腹感や疲れによる睡眠欲など、

不足することによって補う事に対して集中するようになります。

例えば、試験が迫ってきており覚えないといけない公式や単語を短期間で覚えてしまう事、

取引先とのプレゼンで伝えたい事を短時間で覚え説明する事など

必要に迫られてきた時に人の本能として記憶したり、

淀みなく説明してしまうくらい他の事を無視できる一点に集中するマインドです。

 

見えないものの「見える化」

目で見て問題点がわかるものは、多くの人に明確に理解できると思いますが、

ほとんどの事は、目に見えていない小さな問題点が複数あり重なる事で起きることが多いです。

筆者は、生活している中で現在使っているものと、長らく使われていないものがあると、

判断するきっかけとして、目に見えない無駄があるかを検証していました。

「欠乏マインド」を駆使して生活するようになると、

上記の場合のような無駄なところを発見することができます。

購入するときはワクワクしながら購入したが、日の目を見ずに保管しているだけになることや、

購入することで満足してしまうことなど、複数の要因がありこの現象が起きるため、

目に見えないものの「見える化」が重要だと思います。

 

キャリア選択における情熱に従わない

情熱とはなんだろう?と思います。

この情熱とは、自分の好きな仕事をする事や自分の得意分野で稼ぐ事を示しています。

筆者は、この情熱に従わず学位にかかった費用に対しての収入の費用対効果を考慮して

キャリア選択しましょうと述べています。

確かに、専門的な教育をうける学費が少なく、高収入である仕事につけるようになれば、

かかった費用に対して大きな効果(リターン)があると思います。

ですが、簡単に稼げる職種につけるわけではないですし、

教育を受ける学校も選べるかわかりません。

なので、現状で好きな仕事や得意な仕事を見つけ収入源を確保し、

副業など別の収入源を見つけ稼ぐ力を伸ばす事が一つの選択肢として挙げられます。

 

資産が倍になるのにかかる時間

有名なアインシュタインは、

「複利は世界で8番目の不思議だ。」(アインシュタインの言葉)

と述べています。

貯めたお金が、お金を生み出します。

生み出したお金が更にお金を生み出す。

この複利の考え方は、不思議で偉大だと思います。

続いて、会計の父と呼ばれるルカ・パチョーリの72の法則があります。

金利(%)×年数(年)=72(ルカ・パチョーリ 72の法則)

この法則は、どのくらい期間で投資した元本が2倍になるか計算する公式です。

例えば、投資した銘柄の投資リターンが4%であれば、

72÷4(%)=18

投資した元本が2倍になるのは18年かかるという事を表しています。

100万円投資して18年運用すれば元本の2倍の200万円に達するということです。

必ずしもそうなるという事ではなく、

あくまでシミュレーション上では上記のように達するとのことです。

選定した銘柄、取引市場の状況、実体経済によって大きく変わりますが、

投資リターンを上げれば元本が2倍になる期間が短くなり、

投資リターンを下げれば元本が2倍になる期間が長くなります。

複利を味方につける事をできれば、資産運用の手助けをしてくれます。

 

ローンは恐ろしい借金

複利を味方ではなく敵としてしまう場合があります。

それは、ローンです。

ローンには、いくつか種類があり消費者ローンや学生ローン、住宅ローンなどが挙げられます。

その中でも消費者ローンは金利が高く、10%から20%のものもあるため、

先ほどの72の法則に当てはめると

72÷10(%)=7.2

ローンで借りた金額に対して

約7年3ヶ月で2倍の金額を返済しなくてはならないという事になります。

20%では、約3年8ヶ月で2倍の金額になります。

計算するだけで、ゾッとしてしまいます。

学生ローンも住宅ローンも、高金利で借りている場合は返済することに

集中して早めの完済することが望ましいと思います。

 

お金を使うことの中毒性

人は、頑張ったご褒美に特別な物を買った時や仕事の成果を上げて昇進した時、

競争して買った時など、前向きな変化に対して幸福感を覚えます。

それら以外の場合でも、空腹を満たした時や睡眠不足を解消しようと寝ようとする時など、

人の頭の中では、達成される時に快楽物質を生成します。

この快楽物質を多く生成する事が幸福感につながると体が勘違いしてしまい、

簡単に快楽を得る事ができる行動をしてしまう傾向があります。

快楽を得る行動として、消費行動が挙げられます。

自分が今まで手に入れた事がないものを手に入れ、幸福感に満たされます。そういった時に、

快楽物質が多く分泌させております。

購入したものよりも、物を購入したことに対して快楽を感じている事が危険です。

同じようにものを買えば、快楽を大きく得られるわけでなく、

どんどん慣れて鈍感になっていきます。

そうなると、「今度はもっと高いものを」「機能がたくさんあるものがいい」など欲望に苛まれ、

収集がつかなくなります。

そこで、ものを買うのではなく経験にお金を使う事を意識すると

より幸福になりやすく満足感を感じやすくなります。

ものを購入して支出が多ければ幸福感が大きいというのではないということは、

節約することは、幸福感を得られないわけではないということにつながります。

電気代やガス代、スマホの通信費、固定電話回線費、車の維持費など、

幸福感を失わせずに節約できるところは多くあるため、

見直してみるといいかも知れません。

 

ブログを読んでいただき、ありがとうございます!
こんな方針でFIREを目指していますという方針があれば、
是非コメントして教えていただきたいです!

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