お金の事を知るために一度は読んでおきたいビジネス書とは?

書評

今回読んだ「金持ち父さん、貧乏父さん」のポイントは、

  1. お金のためには働かない
  2. お金の流れの読み方を学ぶ

この2つです。

お金ってなんだろう?

私たちが日々生活する上で必要になるものはなんですか?

食べ物ですか?衣服ですか?住む家ですか?

上記の3つは必要になると思いますが、より必要になるものがあります。

それは、「お金」です。

 

そもそも「お金」ってなんだろう?って思った方はいらっしゃらないですか?

「貨幣」「金銭」「財産」

上記の意味が出てくると思いますが、正直ピンとこないと思います。

 

もっと噛み砕いて知りたいと思い調べてみると、

「財、サービスの価値情報、及びそのメディア(媒体)の総体である。また以下の要件満たす。

商品交換の際の媒介物で、価値尺度、流通手段、価値貯蔵の3機能を持つもののこと。

という意味があります。

 

お金がない時代は物々交換で取引されていましたが、

後々物の価値を定義して交換できる貨幣を作り取引できるように発達し、

現代のお金での商品交換の媒介として使われるようになっていきました。

物々交換するにも、持っていくものの大きさや重量に限りがありますし、

交換価値が人によって変わる可能性があるので、

共通の貨幣を作ることは画期的な考えだと思います。

 

その価値のあるお金(貨幣)によるお金持ちや貧しい人が存在するのは、

どうして?と私は、疑問に感じました。

この本を読んで、その疑問の解決する一つの解として考えることができました。

 

ふたりの父とは?金持ち父さんの教えとは?

私にはふたりの父がいる。金持ち父さんと貧乏父さんだ。…(出典:金持ち父さん貧乏父さん)

金融リテラシーが高い方は読んだ事があるかもしれないベストセラーの本で、

お金の取り扱い方について述べている本です。

 

第一章が上記で書かれている文章でこのような入り方をしており、

なんだか複雑な家庭の話なのかと思って読み始めました。

読み進めるとそういう話ではなく、著者に対してアドバイスをしている人物が二人おり、

その二人は実の父親と友人の父親である。

二人の指導者がいたときに、異なるアドバイスをもらった時に、

どちらが正しいのか、自分にとっていいのか端的に解釈してしまいそうになります。

しかし、著者は、二人の考え方や行動の仕方が異なっている事が原因であると突き止めました。

著者の判断で、お金の事に関しては、金持ち父さんの言うこと聞くことを心に決め、

実の父親の貧乏父さんに忠告には耳を貸さないと決めました。

実の父親の忠告を聞かずに、もう一人の父のアドバイスを聞くのは、

なかなか行動しようと思っても簡単に割り切れないと思いますが、

割り切れている所が著者の凄さだと感じました。

金持ち父さんの教えてくれた事はたった6つで、

今回その中の2つの教えについて詳しく述べていきたいと思います。

 

  1. お金のためには働かない

  2. お金の流れの読み方を学ぶ

①「金持ちはお金のために働かない」(出典:金持ち父さん、貧乏父さん)

と言う教えがあります。

 

多くの人が人的資本(自分自身の知識や経験、身体を使い働く)を会社や経営者に対して、

提供しその対価としてお金を受け取っています。

会社や経営者に人的資本を提供するために、

学校へ通い知識や経験を身に付け労働に従事しています。

 

なぜ学校に通って知識や経験を身につけて労働することを多くの人が選ぶのかというと、

お金を持っていない恐怖心、給料を受け取る欲張る心が生まれ、

お金があれば何でも購入する事ができると言うパターンを生み出すからです。

 

金持ち父さんの言葉に

「ラットレース」(出典:金持ち父さん、貧乏父さん)

という言葉があります。

意味は、人生の中で恐怖と欲望の二つの感情に振り回されるをしているだけになる。

お金持ちになったとしても、貯めているお金がなくなる新たな恐怖心が出てきて、

いい暮らしができなくなるのではと絶望してしまうことに考えが至ってしまうこともある。

恐怖に支配されずに自分の頭を使って物事考えることが重要で、

恐怖に対してしっかり見つめて人間の欲望や弱点、強欲さに立ち向かうために頭を使う事で、

頭を使ってお金を生み出すチャンスを見つける方法を学びことで

「ラットレース(出典:金持ち父さん、貧乏父さん)」

回避することができます。

「お金を生み出すチャンスを見つける事で、お金のために働かない」

に繋がります。

 

②「お金の流れの読み方を学ぶ」(出典:金持ち父さん、貧乏父さん)

と言う教えがあります。

お金のことを知らなければ、お金が入って来る資産と出ていく負債を知る事が大事です。

「金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む」

(出典:金持ち父さん、貧乏父さん)

という単純なアドバイスを著者が受け取りましたが、理解するまで時間がかかりました。

 

  • 「資本(土地・家屋・金銭)とできる財産」→資産
  • 「金銭や物資を借りること、債務」→負債

 

ここまで読んでいただいた方は、そんなことは当たり前だと思っていると思います。

ここまで読んで、私もそう思っていました。

 

しかし、資産と負債の判断はどうするの?と聞かれた場合、

即答できる方は、よく勉強されている方だと思います。

「資産は私のポケットにお金を入れてくれる」「負債は私のポケットからお金をとっていく」

(出典:金持ち父さん、貧乏父さん)

と金持ち父さんが伝えており、上記の言葉を聞くと理解しやすいと思います。

 

お金持ちがよりお金持ちになるのは、

①資産を買う事を生涯捧げること

②負債は低く抑えるように努力すること

このことを理解できれば、経済的に豊かな生活を送ることの第一歩となると思います。

 

今回のまとめです。

  1. お金のために働かないこと

  2. お金の流れの読み方を学ぶこと

 

ブログを読んでいただき、ありがとうございます!

今回は具体的な内容ではなく方針を述べさせていただきましたが、

お金を生み出すチャンスや具体的には資産、負債はこういうものがありますなど、

是非コメントしていただきたいです!

 

 

 

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